National Museum of Japanese History (2022)
国立歴史民俗博物館(歴博)のメタ資料学研究センターは,令和4(2022)年度より新たなプロジェクト「日本歴史文化知の構築と歴史文化オープンサイエンス研究」を開始しました。「日本歴史文化知」とは、「人文情報学的研究」と「地域歴史協働研究」の相互連携にもとづく研究プロセスと研究成果の総体を指します。「人文情報学的研究」では、地域における歴史資料(地域歴史資料)をはじめとする様々な歴史資料の多様なデータ構築とその高度なデータの研究を、歴史資料分析に即して進め、「地域歴史協働研究」では、そこから得られたデータを用い、地域の人々と協働して資料の継承を考え、地域歴史資料研究を推進します。
今回のワークショップでは、当プロジェクトの中核をなす情報基盤システム「khirin (Knowledgebase of HIstorical Resources in INstitutes)」の説明を中心に、広くデータ連携の可能性についての議論を行います。