国際日本文化研究センターは、国際的・学際的・総合的な日本文化に関する共同研究と、世界の日本研究者・研究機関への研究協力と情報発信をおこなう機関です。また国際日本文化研究センター図書館では、日本研究に必要な日本語・外国語の文献資料・研究書等を幅広く収集し、国内外の日本研究者に提供しています。1987年創設以来、地図・写真・刷り物などの画像資料を収集し、デジタル化・データベース化をおこなってきました。

当センターの特徴ある資料は下記のように撮影・デジタル画像化され、データベースで公開しています。現在も収集した資料の画像を随時追加・更新しています。

  • 怪異・妖怪画像データベース / 艶本資料データベース / 貴重書データベース / 近世期絵入百科事典データベース(2017年7月公開)
    また文献資料の全文をテキストや画像で公開し、国内外での研究活動のインフラ整備に寄与しています。
  • 摂関期古記録データベース /海外邦字新聞データベース(2015年4月公開)

ほとんどのデータベースはインターネット上で公開され自由にアクセスできます。一部、利用登録が必要なデータベースがありますので、詳細を会場でご説明します。また出版物などへの二次利用についてもご案内します。

日文研発行の学術論文誌『日本研究』『Japan Review』には、世界各国の研究者による日本研究論文が発表されます。これらをはじめとする日文研発行出版物の多くを、全文PDFとしてwebサイトで公開しています。

なお、国際日本文化センターでは毎年海外から多くの客員研究員・来訪研究員に来所・在籍していただき、共同研究にも積極的に関わっていただいています。また総合研究大学院大学の国際日本研究専攻(博士後期課程)による研究者養成につとめ、大学院生・研究生として多くの留学生が滞在し学んでいます。